勝ち続けることでしかJ1昇格プレーオフ進出の望みがつながらない千葉が、完璧とまではいかないまでも狙いどおりのサッカーで3-0の勝利を収めた。
優位に試合を進めながらも無得点に終わった前半、カウンター攻撃がハマった攻撃面に比べると終盤はやや引き過ぎて相手の猛攻を受けすぎた後半と、試合を通して課題は残ったものの、何よりも必要だった勝点3の獲得という結果を出した。
他力である状況は変わらないものの、大逆転でのJ1昇格プレーオフ進出を演じるための舞台を整えることができた。
千葉は前節のスタメンからやむを得ない変更となる2人だけを代えて臨んだ。11月9日の囲み取材でのフアン エスナイデル監督の話どおりに、名古屋からの期限付き移籍でクラブ間の契約上の問題で出場不可の矢田旭に代わって熊谷アンドリューがスタメンに入り、継続したダブルボランチの一角に入った。そして、前節の前半に左膝蓋腱断裂の重傷を負った乾貴哉に代わって、左サイドバックのスタメンに起用されたのは比嘉祐介だった。
一方、名古屋は前節のスタメンから1人だけ変更。第37節・湘南戦で1得点をマークしながら負傷し、その後の3試合を欠場したガブリエル シャビエルが予想どおりにスタメンに復帰。前節のスタメンの押谷祐樹に代わって2トップの一角に入った。
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