8試合勝利なし(4分4敗)だった京都と対戦した前節(第35節)の千葉は、前半から決定機を作ったものの決めきれずにノーゴール。90分に京都の田中マルクス闘莉王を狙ったFKを乾貴哉がヘディングでクリアしたものの、こぼれ球が京都の田村亮介のところへ転がってしまい、その田村に先制点を奪われてしまった。さらに、90+4分には乾がキム ボムヨンにパスを出そうとするところを京都の仙頭啓矢に引っ掛けられ、ボールを奪った仙頭にシュートを決められてしまう。結局、後半のアディショナルタイムにロングスローから喫した失点が長崎の勝ち越しゴールとなり、1-2で敗れた第34節に続いて、試合終了間際の失点が響いての連敗。勝点47のまま2試合足踏みをしてしまった千葉は、前節終了時点でJ1昇格プレーオフ進出圏内の6位チーム(横浜FC)との勝点差は10と広がった。
一方、前節終了時点では勝点49で10位の岡山だが、第30節・熊本戦を7月2日に徳島からの期限付き移籍での加入が発表されたオルシーニの移籍後初ゴールで1-0の勝利を収めて以来、勝利がない。第31節・山形戦(岡山の得点者は三村真)、第32節・町田戦(岡山の得点者は大竹洋平)はいずれも1-1で引き分け。第33節・徳島戦は澤口雅彦、赤嶺真吾の得点で2-0とリードしたが、前半のうちにPKを含む2失点で追いつかれた。そして、62分に逆転ゴールを奪われ、84分に関戸健二のゴールで追いついて3-3の引き分けだった。そして、第34節・讃岐戦は81分にディフェンスライン近辺でのパス回しで、讃岐の原一樹にボールを奪われて失点し、0-1の敗戦となった。
大分と対戦した前節(第35節)の岡山は試合の入り方が悪く、35分には大分の川西翔太が打ったシュートが篠原弘次郎に当たってコースが変わり、GKの一森純は逆を突かれた形になってセーブできなかった。反撃する岡山は早くも38分にセンターバックの久木田紳吾に代えてオルシーニを前線に入れた。57分に赤嶺の決定的なシュートを大分の山岸智にゴールライン上でクリアされると、64分にシュートを一森がセーブしたこぼれ球から大分の鈴木惇に追加点を奪われた。さらに71分には大分の松本怜に岡山の左サイドを突破されてゴールを奪われ、0-3の完敗を喫して連敗となった。
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