ジェフ便り

山形と対戦した前節（第29節）は山形のプレッシャーの影響を受けたか、ボールを持ててはいたものの効果的なパスワークとまではいかず、特にいい形でフィニッシュまで持ちこむことができなかった。千葉の守備もあって山形もシュートまで行けていなかったが、40分、ＣＫ後の流れから山田拓巳が先制点を奪取。リードを奪われて後半を迎えた千葉は、56分、矢田旭のＦＫからラリベイが30歳の誕生日を自ら祝う同点ゴールをゲットすると、試合の終盤の87分にはまたもや矢田のＦＫ後の流れからラリベイが逆転ゴールを奪った。あとはしっかり守りつつ、ゴールのチャンスが作れればより優位に立つための『３点目』を奪うという状況だったが、90＋４分、守備でミスが出てしまう。山形の瀬沼優司がディフェンスラインの裏に飛び出そうとするところで、千葉は近藤直也が並走して守ろうとしていたにもかかわらず、佐藤優也が飛び出して来てしまって近藤と接触。２人が体勢を崩してしまうと、こぼれ球を山形の永藤歩に拾われてシュートを打たれ、ゴール前に走りこんだ若狭大志の守備も及ばず失点となり、千葉にとって２－２の痛い引き分けに終わった。