前節とはまた違った試合内容ながらも、前節と同様に、いや、前節以上に勝てるはずの試合だった。だが、後半アディショナルタイムの守備でのミス絡みの失点で、3をほぼ手中にしていたはずの勝点は一部がこぼれ落ち、試合が終わった時に千葉が得た勝点は1となった。ミスをしようとする者はもちろんいないが、その気持ちに反して生まれてしまうミスで、これまでいくつの勝点を千葉は落としてきたのだろうか。J1昇格プレーオフ進出圏内に入り、その圏内にまずはとどまり続けたい千葉だったが、今節はある意味、自滅のような形でJ1昇格プレーオフ進出圏内入りのチャンスを逃してしまった。
スコアこそ0-1だったものの死闘ともいえるような前節(第28節・湘南戦)から中3日で迎えた今節だったが、千葉のスタメンは前節から変更となったのは、やむを得ない変更の1人だけ。累積警告による出場停止の乾貴哉に代わって左サイドバックに比嘉祐介が入った。一方、山形は前節からスタメンを4人を変更。システムは4バックと3バックを使い分けているが、前節と同様に4バックで臨み、右サイドバックを茂木力也から山田拓巳に代えた。そして、ダブルボランチの一角を中村駿から安西海斗に、トップ下を太田徹郎から佐藤優平に、左サイドハーフを鈴木雄斗から汰木康也に代えた。
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