劇的な勝利だった。最後まで勝利に貪欲な姿勢を貫き、それをプレーで体現したことで獲得した勝利だった。だが、試合後の選手たちが異口同音に語ったように、先制点奪取後の有利な試合展開の時間帯に『2点目』を取りきれていれば、劇的な勝利になることもなかった。PKを与える元となった山口の小塚和季のドリブル突破、そこからのスルーパスを止められなかった守備も、今後に向けては要修正のポイントの1つだ。だが、今節で何よりも千葉に必要だった勝点3を、PKの失点で追いつかれて勝点1にしたままではなく、さらに言えば相手に流れを渡して逆転され勝点をゼロにしてしまうことがなかったのは、かつてないほどの大混戦のJ1昇格争いでは非常に大きい。
【千葉vs秋田】試合後コメント:藤田和輝…
■明治安田J2リーグ 第11節 4月21日(日)千葉vs秋田(14:00KIC…
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