第24節で金沢に2-0としっかり勝ちきった勢いを生かし、連勝を目指して乗り込んだ前節(第25節・徳島戦)だったが、結果は0-1の敗戦。試合全体としては千葉がボールを保持する時間が長く、押し気味に戦っていたように見えたが、決定機といえるのは両チームとも3回ほどで互角だった。失点はセンターバックの浦田延尚が前線へ上がってミドルシュートを決めたもので、千葉は特に町田也真人が相手ゴールを脅かしたものの決定力を欠いた。浦田のミドルシュートはゴールの右隅をうまく狙いすましたものだったが、キム ボムヨンは「なんか失点の時だけ自分たちの守備が緩く感じる。見た目の守備が緩く見えるんです」と振り返った。また、佐藤優也は「アウェイだと距離間が悪くなるイメージがあるので、選手一人ひとりが孤立してしまう」と話し、攻撃時の距離間の悪さが守備時の距離間の悪さにつながっていると分析。キム ボムヨンも前節については「選手と選手の間のバランスが悪かった」とやはり距離間がよくなかったことを口にした。それを考えると、今節ではやはり選手が攻守両面で適切な距離間で連係よくプレーできるかが鍵となる。
【水戸vs千葉】レポート:攻守で前へのハ…
■明治安田J2リーグ 第6節 3月24日(日)水戸 0-0 千葉(14:03K…
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