福岡と対戦した前節(第18節)の千葉は最も警戒し、注意してマークしなければならないウェリントンに対してチャレンジ&カバーを徹底。ほとんどの時間帯ではウェリントンを自由にプレーさせなかった。その一方で、累積警告による出場停止だったジウシーニョの代わりにスタメン出場したウィリアン ポッピが複数の決定機に絡み、山瀬功治には2列目から斜めにディフェンスラインの裏に飛び出されて決定機を作られたが、今季初出場で好セーブを連発した山本海人、的確なカバーリングを見せた近藤直也の活躍もあって無失点に抑えた。今季のスタメン出場7試合目だった岡野洵は「チームとして(失点を)ゼロに抑えられたことは大きなことだと思う」と話しつつも「危ないシーンもあったし、自分自身も振り切られてシュートを打たれたシーンもあった」と反省。前節で得た収穫と課題を、今節でいかによりいい形に変えていけるかが無失点勝利のためのポイントとなる。
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