昨季は自分の長所の『攻守で前に出る』プレーを高く評価してくれていた関塚隆前監督がチームを途中で去り、その後、チームを率いた長谷部茂利監督代行の指揮下では第38節から3試合連続のスタメン出場にとどまった。そして、今季は新しくフアン エスナイデル監督が就任し、未経験のポジションのアンカーに取り組んできたが、アランダと熊谷アンドリューの後塵を拝する形になって、なかなか試合のピッチに立てなかった。だが、どんな時も愛するジェフを支え、苦しい時に助けるための努力を怠ることはなかった。
そして、ついに訪れたスタメン出場のチャンスの第13節・長崎戦。積極的に前へ出て相手の攻撃の起点を潰し、チャンスと見れば攻撃時に前へ出て行って攻撃のリズムをサポート。球際で体を張って戦い、『やらなければならないこと』『あるべき姿』を自分のプレーでチームメイトに伝えながら、5-0の快勝に貢献した。佐藤勇らしいチームを引っ張る姿だった。だが、続く東京V戦はスタメンを外れ、チームは0-3の敗戦。1-1で引き分けた第15節・熊本戦も東京V戦と同様にベンチスタートで、出場の機会は巡ってこなかった。
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