熊本と対戦した前節(第15節)は、最近の試合と同様に前半からボールを保持して優位に試合を進めた。だが、ボール保持率と優位に戦う時間の長さほどには多くの決定機を作れず、前半は指宿洋史も決定機をモノにできなかった。すると50分、清武功暉のクリアボールがミスキック状態になり、熊本のグスタボに渡ったところで副審はオフサイドと判定してフラッグを上げたが、主審の判定は違った。副審のオフサイドフラッグを見て千葉の選手が判断したことが結果的にセルフジャッジになり、動きが一瞬止まったり、緩んだりした影響もあって、グスタボにシュートを決められて失点。熊本にあわや2失点目を喫しそうな場面があったが、決定力不足に救われると、83分に指宿が反転からのうまいシュートで同点ゴールを奪った。千葉サポーターの声援が作り出したフクアリの雰囲気や選手の勢いは逆転勝利に近づいたものの、あと『1点』が取れずに1-1で引き分けた。
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