ジェフ便り

【東京Vvs千葉】レポート:パスやクロスの精度を欠いて決定機を作れず、選手のミスと采配ミスが重なって敗戦。

【選手からの便り】大久保裕樹:どんな立場でも、どんな状況でも、J1昇格に必要な選手になるために

2017年05月17日 13:02 by akanuma_keiko
2017年05月17日 13:02 by akanuma_keiko
  
千葉が難敵の長崎に5-0と快勝したJ2リーグ第13節。ミックスゾーンと呼ばれる取材エリアで誰に話を聞くべきか悩んだ。ハットトリックを達成した清武功暉、試合の主導権を握るのに重要だった先制点をはじめ2得点の船山貴之はもちろん、スタメンでの今季初出場の岡野洵、今季初のスタメン出場の佐藤勇人、久しぶりのスタメン出場のアランダ、そして兄・大知との兄弟対決が実現した今季初出場の乾貴哉など、話を聞きたい選手がたくさんいた。だが、限られた取材時間の中では話を聞きたい選手全員に聞くことは難しいし、取材エリアにそういった選手たちが出てくるタイミングが重なってしまったら、そこで取捨選択をしなければならない。そして、前節の試合後、あの試合のあとだったからこそ話を聞きたい選手がいた。68分に近藤直也に代わって出場した大久保裕樹だ。

今季は第3節・名古屋戦に交代出場した以外は3試合にベンチ入りしただけで前節を迎えた大久保のプレーは、本人にしてみればいつもと変わらないプレーだったのかもしれないが、何としても失点を阻止して無失点勝利にしようという気迫が感じられた。記者席で見ていた時は気づかなかったが、DAZN配信の試合の映像を見ると、大久保はピッチに入ってポジションにつこうとする時にはもうチームメイトに向かって「喋れ、喋れ」と声をかけていたようだった。互いのコーチングが失点の確率を減らす可能性はある。経験豊富なベテランらしい姿だった。
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