今季は前節までなかなか得点できずに勝ちきれないことでの鬱憤を、そして通算の対戦成績で非常に相性が悪い長崎戦でのこれまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュだった。ケンペスが1試合で4得点を叩き出し、6-0と大勝した2013年のJ2リーグ第37節・熊本戦以来となる5得点に加え、無失点と守備でも結果を出した5-0の快勝。どしゃ降りの雨でピッチもボールも滑りやすかったことに加え、長崎の攻撃が千葉のハイラインの裏を狙うロングボール多用で単調だったこと。選手が守備陣と攻撃陣の課題を互いに指摘し、一丸となって改善に取り組んだところに、攻守で『前へ』の意識が高い佐藤勇人、アランダ、岡野洵がタイミングよく今季初もしくは久しぶりにスタメン出場したこと。今節ではさまざまな変化の要素が千葉にとってプラスに作用し、勝利の要因となった。
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