試合のスタートからでは初の組み合わせのラリベイ&指宿洋史の2トップに加え、複数の選手を入れ替えて試合開始時からは第8節・山口戦以来となる4バックで臨んだ前節。第10節終了時点で21位と低迷している讃岐は、表向きは3バックながら実質は5バックでゴール前の守りを固めてきた。千葉はボールを保持してパスは回すものの、長身2トップを生かせるクロスは少なく、讃岐の守備を崩すような攻撃はなかなかできなかった。前節の2トップの組み合わせについて5月5日の囲み取材時にフアン エスナイデル監督に質問したところ、「千葉のオプションでもあるので、2人がどういうふうにプレーするのか見たかった」とのことでテストの意味合いが強かったようだ。その2人のよさを生かしきれなかったものの、49分にキム ボムヨンがペナルティエリア内の指宿を狙ったかのようなクロスがはね返されたこぼれ球から山本真希が先制点をゲット。だが、その4分後に千葉にとっては不運な判定によるPKが讃岐に与えられ、これを決められて追いつかれると、勝ち越しを狙って攻めたもののあと『1点』が取りきれずに1-1の引き分けに終わった。
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