第9節・横浜FC戦で0-4の大敗を喫し、仕切り直しの一戦となった前節(第10節)・徳島戦だが、思いがけない展開となった。右サイドの広瀬陸斗とともに讃岐のサイド攻撃のキーマンである、左サイドのプレーヤーの馬渡和彰が14分と早い時間にあろうことかボールパーソンへの乱暴な行為で一発退場。徳島は数的不利な状況となったため、いつもほどのプレスの強度がなく、千葉が押し気味に試合を進めて23分に高橋壱晟が先制ゴールをゲット。だが、その後は決定機を作っても、シュートの精度不足や徳島の必死の守備もあって、追加点をなかなか奪えない。徳島は19分の選手交代でDFの石井秀典を入れると4バックから3バックに変更し、千葉に押し込まれていると見ると、徳島のリカルド ロドリゲス監督はさらに前半のうちに4バックに変更して対応。そして、後半開始から調子をン生かしたポストプレーに加えて足元のうまさもある山﨑凌吾を入れ、前線のサイド寄りで起点を作って反撃した。だが、千葉は第9節よりも1対1の局面で粘り強くプレーし、交代出場の指宿洋史が90+4分にドリブル突破から移籍後初ゴール&J2初ゴールとなるチームの追加点をゲット。決定力など特に守備面に課題を残しながらも2-0で勝った。
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