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【千葉vs名古屋】試合レポート:近藤欠場のアクシデントを選手一丸となって乗り越え、攻守が機能して2-0の快勝。

試合レポート:近藤欠場のアクシデントを選手一丸となって乗り越え、攻守が機能して2-0の快勝。

2017年03月12日 16:43 by akanuma_keiko
2017年03月12日 16:43 by akanuma_keiko
 
 
ディフェンスラインの裏への抜け出しがうまく、得点力が高い選手が前線に揃う名古屋の攻撃陣を相手に、今季の千葉のハイライン&ハイプレスの守備がどこまで通じるか。そんな注目ポイントのあった一戦で、千葉は3バックの中央のレギュラーの近藤直也が欠場となった。広報の話によると、もともと違和感があった箇所を考慮し、無理をしないために試合前日の夜か試合当日の朝に欠場が決まったのではないかとのことだった。その結果、今節の3バックは開幕戦から右サイドでプレーしてきた多々良敦斗が中央に、ベンチスタートの予定だったイ ジュヨンが右サイドに入り、ベンチメンバー外の予定だった大久保裕樹がベンチ入りした。そして、2月26日のSC相模原とのトレーニングや練習などで3バックの中央を経験済みの多々良の奮闘が、無失点で守りきっての勝利につながった。

名古屋は開幕戦から2試合は同じだった1トップ&2シャドーの組み合わせから、2シャドーの左サイドの玉田圭司をベンチスタートに変え、代わりに押谷祐樹をスタメンにした。思い返せば、千葉は岡山時代の押谷にゴールを奪われるなど活躍されてしまうのが目立った。名古屋の風間八宏監督がそれを知っていたかはわからないが、スピードとタイミングのうまさでディフェンスラインを突破し、選手と選手の間にうまく入りこむポジショニングのよさがある押谷は千葉にとってやはり厄介な相手には違いなかった。そして、開幕戦から2試合は1トップが永井龍、2シャドーの右サイドが佐藤寿人だったのを、今節では2人の位置を入れ替えた。さらに、名古屋はダブルボランチの一角を小林裕紀から3バックの右サイドでプレーしてきた宮原和也に代え、3バックの右サイドに大武峻を起用。千葉は体調不良の高橋壱晟に代えて、インサイドハーフの左サイドに前節は交代出場だった熊谷アンドリューを起用し、名古屋とともに前節からスタメンを2人変更した。
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