攻撃も守備も課題が多く見られた辛勝だった。それでも、収穫がなかったわけではなく、厳しいJ2リーグの戦いを勝利でスタートした。だが、思えば昨季は後半のアディショナルタイムの2得点での劇的な逆転勝利でスタートしたが、シーズンを通してチームは成長できなかった。幸先のいいスタートから今季こそJ2昇格というゴールに行きつけるかは、次節以降の1試合、1試合の結果と内容にかかっている。

今季の千葉の戦いの鍵を握っているといっても過言ではない3バックは、2月24日のゲーム形式の戦術練習時と同じように中央は近藤直也、右サイドは多々良敦斗、左サイドは西野貴治だった。そして、高卒ルーキーの高橋壱晟がインサイドハーフの左サイドでスタメン出場した。余談になるが、スポーツ新聞の報道に千葉では阿部勇樹以来の高卒ルーキーの開幕スタメンというものもあったが、阿部は千葉(当時は市原)のアカデミー出身で、しかも高校2年生時にJデビューを果たしているうえに、高校3年生時の1999年にはそのシーズンの市原の公式戦全試合に出場。1999年のJ1リーグ開幕戦で阿部はスタメンではなかったが、千葉では高校のサッカー部に籍を置いていたという意味も含めて、阿部以来ではなく1994年の城彰二以来の高卒ルーキーの開幕スタメンというほうがいい気がする。

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