2016年シーズンの終盤戦にチームがもがき苦しむ中、J2リーグ第37節・徳島戦でJ2リーグ戦では初のスタメン出場となり、それ以降はずっとスタメンで試合に出続けた乾貴哉。2015年シーズンにはJリーグU-22選抜の一員としてJ3リーグ戦でJデビューは果たしていたものの、交代出場でJ2リーグデビューを果たした2016年J2リーグ第17節・山形戦は緊張からキックが空振り気味になる場面もあった。だが、シーズン終盤には落ち着いたプレーを攻守で見せ、今後の成長に大きな期待がかかる大型の左サイドバックとして注目を集めるようになった。
昨季の経験で自信をつけてきた乾は、2017年シーズンの全体練習初日の1月10日、練習を終えてみての感想を聞かれるとこんなふうに答えた。
「新しいシーズンで、やっぱり出だしというのは大切だと思うので、少しでもアピールできるように今日の練習もやりました」
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