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【J2第36節千葉vs松本】レポート: 修正は見られるも決定機をモノにできず、警戒していたセットプレーの失点で敗れる。

試合レポート: 修正は見られるも決定機をモノにできず、警戒していたセットプレーの失点で敗れる。

2016年10月18日 14:52 by akanuma_keiko
2016年10月18日 14:52 by akanuma_keiko

結果は前節と同じ0-3の敗戦。だが、試合開始直後の攻撃の形は悪くなかったものの、2分という早い時間の守備時の対応ミスによる失点で自ら苦しい展開にしてしまった前節と比べると、今節は松本の前からのプレッシャーをうまくかわすボール回しをする一方で、球際でしっかり体を張る守備も見せ、前半の30分頃までは優位に戦えていた。だが、松本戦で最も警戒しなければならないセットプレーで『人』にしっかりつききれずに2失点し、セットプレー時のファウルで与えたPKで1失点。試合後の松本の反町康治監督は「今日は我慢の試合だと思っていた」と話したように序盤は松本にとって我慢の展開だったが、千葉は流れをつかんでいた時に先制点を奪えず、セットプレーは守備陣だけの責任ではないものの守備で我慢しきれずに松本に先制点を献上。千葉の調子がいい時には、攻撃陣は「守備陣が頑張って守ってくれているから」と話し、守備陣は「自分たちが我慢して頑張っていれば攻撃陣が必ず点を取ってくれる」と話していたが、今節はそういった面でも攻守がうまく噛み合わない敗戦となってしまった。

千葉は前節のスタメンから、今節は累積警告による出場停止のイ ジュヨンに代わって若狭大志がセンターバックに入り、左サイドバックは比嘉祐介から阿部翔平に変更。ダブルボランチの一角は富澤清太郎から前節は左サイドハーフでスタートした長澤和輝に代わり、左サイドハーフに井出遥也が入った。そして、前節は首痛で欠場した町田也真人が2トップの一角に入り、前節は2トップの一角だった船山貴之が違和感のある箇所があったため欠場した菅嶋弘希に代わって右サイドハーフに入った。松本は、前節は出場停止だった飯田真輝が3バックの中央に戻り、前節は3バックの中央でプレーした岩間雄大が今節は累積警告で出場停止のパウリーニョに代わってダブルボランチの一角に入った。

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