両チームの監督の記者会見が終わってから行った取材エリアで、千葉の選手の中で最初にそこにやってきた船山貴之は記者たちに囲まれると「ああ、俺のせいですね」と言った。66分、エウトンが右サイドで仕掛けてからゴールマウスの前を通すように入れたグラウンダーのパスを、船山がファーサイドに入ってフリーで待ちかまえてシュートに行った瞬間、誰もがゴールと思ったはずだ。
試合後のコメントとして掲載済みだが、船山自身も「もう入った」と思ったという。「気持ちが先に出ちゃったのがよくなかったのかなぁと思いますね」と悔やんだシュートは、「ボールもスリップして思った通りに来なかった」こともあって「思ったように当たらなかった」ミスキックになり、ゴールポストの横に外れてノーゴール。試合はスコアレスドローに終わっただけに、船山には痛恨の場面となった。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。
読者コメント