札幌と対戦した前節(第39節)の千葉は、札幌ドームでの試合は無得点という過去のデータを覆し、ネイツ ペチュニクのPKによる先制点、その時点では2-1の勝ち越しとなる金井貢史のゴールが生まれた。だが、金井の得点の2分後に同点に追いつかれ、後半のアディショナルタイムの失点で2-3と痛恨の逆転負け。札幌ドームでは全敗というジンクスを覆すことができず、他のチームの結果によって今季の5位以下が確定した。
8位の千葉とは勝点差3で7位の東京Vと対戦する大一番の今節は、千葉とは勝点差3で6位の長崎の結果にもよるが、勝たなければJ1昇格プレーオフ進出の可能性が消滅へと大きく近づいてしまう。まさに『後がない』状態だが、そのプレッシャーに負けることなく、プレッシャーを逆にバネにできるか。何よりも精神的なタフさが求められる一戦だ。
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