2位の千葉と同勝点、得失点差の差はわずか1で3位の金沢と対戦した前節(第14節)。千葉は優位に試合を進めた前半に2回あった決定機やそれ以外の得点機をモノにできなかったことが、結果的にその後の試合展開に影響した。
60分に金沢のCKからのカウンター攻撃で直前に交代出場した井出遥也が見事なドリブルからのシュートを決めて先制したが、選手交代で前線の圧力を強めた金沢を押し返せずにゴール前に引いてしまう。
波状攻撃を受けてこぼれ球から縦パスを入れられ、オフサイドの取り損ねのような形で90+1分に失点。その後に交代出場した森本貴幸のヘディングシュートは決まらず、結局、決定力不足とリード後の試合運びという課題を残して1-1で引き分けた。
第13節終了時に千葉とは勝点差1で首位の磐田と、千葉と同勝点ながらも得失点差の差で4位の大宮との対戦も1-1の引き分けとなったため、上位4チームの順位は変わらないままだった。
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