5連戦のラストゲームだった前節(第13節)の千葉は、谷澤達也が累積警告で出場停止の一方で負傷箇所が回復した森本貴幸がスタメンに復帰するなど、第12節からスタメンを4人変更した。
試合は立ち上がりから5バック気味に守る讃岐をなかなか崩しきれずに苦戦。中村太亮のクロスを佐藤健太郎が頭で触って少しコースが変わったボールを、67分に交代出場したネイツ ペチュニクが右足で押し込み、76分に値千金の決勝ゴールをゲット。讃岐は43分にFKのヘディングでの折り返しから仲間隼斗が決定機を作るもGKの高木駿が正面でキャッチし、60分にカウンター攻撃で木島良輔のクロスに仲間が合わせるも大岩一貴がブロック。讃岐のパスミスやシュートミスにも救われたが、千葉の守備陣が最後まで奮闘して今季9試合目の無失点で1-0の勝利となった。これで8勝3分2敗の勝点27で、金沢、大宮も同勝点ながら得失点差で上回り、勝点28の磐田に次いで2位となった。
開幕時の目標は『J2残留』だった昨季のJ3リーグ王者の金沢だが、前節終了時の戦績は千葉とまったく同じで勝点は27。千葉の得失点差が+13に対して金沢は+12のため3位となっている。初のJ2リーグながらも第11節終了時に首位に立ったこともある金沢の持ち味は、前節終了時で7とJ2リーグ最少失点という堅守(2番目に少ないのは8失点の千葉と大宮)で、今季の無失点試合数は7。また、前節終了時の総得点19はJ2リーグ4位(千葉の総得点は21でJ2リーグ3位)と攻守のバランスに優れ、第4節から7勝(第4節からの6連勝含む)3分と10試合負けなしだ。
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