シュート数は千葉の16本に対して磐田は8本。そして、決定機数は磐田が得点となったシーンの2回だけだったのに対して、千葉はゴールマウスを捉えながらも宮崎智彦にブロックされた1回とGKカミンスキーのファインセーブに阻まれた4回の計5回。確かにカミンスキーのセービングは素晴らしかったし、その壁を崩しきれなかった千葉の問題点を『決定力不足』という言葉でまとめるのは簡単だ。だが、試合後に千葉の関塚隆監督が「GKが最も手を出しやすい高さを外すとか、あるいはタイミングを外す『間』がもの足りない」と話し、磐田の名波浩監督が「中村太亮選手、金井選手という両サイドバックがアウトサイドからインサイドへ入れるグラウンダーのボール、ちょっと浮き球のボールで手を焼いていた我々の守備の入りだった」と振り返ったところに、千葉が突ききれなかった磐田の守備の弱点、カミンスキーという最後の砦の攻略方法のヒントがあった。
【千葉vs秋田】試合後コメント:藤田和輝…
■明治安田J2リーグ 第11節 4月21日(日)千葉vs秋田(14:00KIC…
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