千葉にとってはもったいない試合であり、悔やまれる敗戦だった。前節(第25節)で難敵の新潟に勝って6位となり、ようやくJ1参入プレーオフ進出圏内(3位から6位)に入ってきたにも関わらず、今節での敗戦で今節終了後には9位に転落。J2リーグ戦はまだ終盤戦には入っておらず、今季は特に4位以下が混戦状態ではあるため、現時点での順位をどうこう言う時期ではないのかもしれない。だが、昨季までホームゲームでは4試合勝利なしと相性の悪い栃木を相手に、前半は複数の決定機を作りながらもモノにできず、逆に前半のうちに栃木にワンチャンスを決められて失点。後半はしっかりとゴール前を固めて守る栃木を崩せず、決定機を作るどころか、思うようにシュートまで持ち込めない。結局、『1点』も奪えずに敗れ、ボールを持つのが得意な相手から点を取ってしっかり守るパターンは得意ではあるものの、自分たちがボールを持つ試合で堅守の相手に苦戦するという嫌なパターンにハマってしまった。J1昇格を達成するには、このパターンを克服して勝ちきれるようにならなければいけないだけに、攻守で課題が残る敗戦だった。
【千葉vs秋田】試合後コメント:藤田和輝…
■明治安田J2リーグ 第11節 4月21日(日)千葉vs秋田(14:00KIC…
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