J2リーグ第17節・熊本戦からスタートした今季2度目の5連戦のラストゲームとなる今節。千葉は試合ごとに負傷者が出て交代を余儀なくされるような苦しい状況が続き、今節では前半の半ばの24分に鈴木大輔が負傷交代というアクシデントが発生した。しかし、サブメンバーにセンターバックで長い時間プレーできるような選手がいなかったこともあり、尹晶煥監督は鈴木大に代えてブワニカ啓太を入れて、フォーメーションを3―4-2-1から4-2-2-2に変更。結果的にこの采配がハマった。4-2-3-1のフォーメーションの仙台は、3バックの千葉とのフォーメーションのミスマッチによるギャップを利用しての攻撃も1つの策だったが、千葉のフォーメーション変更でその狙いは潰れた。千葉は後半開始早々の48分にブワニカ啓太が先制ゴールを奪い、50分に見木友哉が追加点奪取と、立て続けに得点。その後は仙台の猛攻を受ける形となるが、天皇杯2回戦・金沢戦とは違ってしっかりと耐えきり、2-0と無失点で勝って3連勝。攻守の課題がなかったわけではないが、苦境を乗り越えて成長したといえるような勝利だった。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
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