前節(第15節・岡山戦)では攻守ともにチーム全体で『前へ』の姿勢を貫いたプレーを披露した千葉。その試合では、出場機会を得た米倉恒貴や佐々木翔悟の奮闘、小林祐介の攻守で両面での気の利いたサポートやパスカットの効果もあり、交代出場の髙橋壱晟が後半のアディショナルタイムの90+4分に決勝ゴールを奪って1-0と勝ちきった。第13節・大分戦、第14節・徳島戦はいずれも無得点で敗れ、今季2度目の連敗を喫した嫌な流れを断ち切った前節の勝利だったが、今節はいい流れを持続させることはできなかった。ロングボールを前線に入れ、セカンドボールを回収して行なう攻撃、前からの強度の高いプレスに加え、自陣でブロックを築く守備をひたすらやり続ける秋田に、ワンチャンスを見事に決められて先制され、千葉は最後まで『1点』を奪えずに敗れた。公式記録の千葉のシュート数は17本で、決定力不足が大きな割合を占める得点力不足という課題は、依然として解消されたとはいえないことを改めて突きつけられた一戦となった。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
■明治安田J2リーグ 第7節 3月28日(日)熊本vs千葉(15:00KICK…
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