0-3とスコアも内容も完敗だった前節(第13節・大分戦)からは、攻守ともに改善は見られた。だが、それはゴールを奪えるほどではなく、失点を防げるほどではなかった。試合の序盤は戦前の予想と比べると、千葉は前からのプレスが完全とはいわないまでも機能し、攻撃も前向きな姿勢があってボールを保持してサイド攻撃を仕掛けた。ただ、その自分たちの流れになっている時に決定機までは作れず、ゴールを奪うことはできない。時間の経過とともに徳島が主導権を握り、スタメンだった田口が退いた後半は徳島ペースで試合が進み、守備に甘さが見られたところでゴールを奪われた。前節に続いて無得点で敗れた千葉は、勝点3を積み重ねていきたかった5連戦の4試合目を終えたところで、その4試合の戦績は1勝1分2敗で、勝点は4しか積み上げられていない。上位チームとの勝点差を詰めるどころか、逆に勝点差が開いていく状況で、今節は非常に痛い敗戦となった。
【水戸vs千葉】レポート:攻守で前へのハ…
■明治安田J2リーグ 第6節 3月24日(日)水戸 0-0 千葉(14:03K…
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