※筆者の体調不良で掲載が大幅に遅れてしまったことをお詫びいたします。
J2残留を目指す北九州との一戦は、特に前半の半ばまでは北九州が攻勢を強めて試合を運ぶという千葉には厳しい展開だった。だが、粘り強く守ることで北九州にシュートまで持ちこませなかったことが大きかった。54分に見木友哉が先制点を奪い、70分にはカウンター攻撃がゴールに結びつく形で再び見木が得点。試合終了間際には北九州が攻めこむ場面が続いたが、千葉は直近2試合(第38節・水戸戦、第39節・琉球戦)のように、失点につながるようなクリアミス、そしてマークミスは犯さなかった。2-0と第37節・栃木戦(1-0の勝利)以来の無失点勝利で、千葉は8位に順位を1つ上げた。
今節の千葉のスタメンは前節とまったく同じだった。一方、前節(第39節・山口戦)で1-0と10試合ぶりの勝利となった北九州は、その良い流れを維持するためか、こちらもまた前節とまったく同じスタメンだった。スコアレスドローに終わった前回対戦(第20節)では、北九州はアンカーシステムの4-1-4-1のフォーメーションを採用したが、今節は前節と同じダブルボランチの4-2-2-2のフォーメーションだった。
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