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【徳島vs千葉】レポート:試合を通して粘り強く守って無失点も、攻撃面と采配に大きな課題が見えた引き分け

【徳島vs千葉】レポート:試合を通して粘り強く守って無失点も、攻撃面と采配に大きな課題が見えた引き分け

2020年12月14日 12:47 by akanuma_keiko
2020年12月14日 12:47 by akanuma_keiko

自分たちの目の前で徳島のJ1昇格(前節終了時点で2位の福岡の結果によっては徳島のJ2優勝)は見たくない。その思いを抱いて、チケットが販売当日に完売したというアウェイゲームに臨んだ千葉。目指していた勝利を得ることはできなかったが、試合を通して粘り強く、我慢強く守って徳島にゴールを許さなかった。だが、守備重視でリスクを冒さなかったことや徳島の速い攻守の切り替えもあり、思うようには攻撃ができず、結果はスコアレスドローとなった。それでも、J2リーグ2位の得点数を誇る攻撃力を持つ徳島を、公式記録ではわずか2本しかシュートを打たせず、無失点で試合を終えたことは大きい。

今節の千葉のスタメンは前節(第39節・甲府戦)から1人だけの変更で、ダブルボランチの一角が髙橋壱晟から熊谷アンドリューに変わった。一方、前節(第39節・水戸戦)は4-2-3-1だったフォーメーションを今節は4-2-2-2に変えた徳島は、今節のスタメンは前節から2人変更。前節はトップ下でプレーして負傷交代した渡井理己に代わってスタメンとなった佐藤晃大が垣田裕暉と2トップを組み、右サイドハーフが浜下瑛から鈴木徳真に変わった。

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