終わってみれば、『1点』を取りさえすれば勝てた試合だった。スコアレスドローに終わった前節(第26節・大宮戦)でベースとなるレベルに改善された守備は、今節でもそのレベルを維持していた。そして、守備の改善はチーム全体がコンパクトに戦えることにつながり、そのコンパクトさは10月16日の囲み取材で矢田旭が重視していた攻守での距離感の良さも生み出した。そして、今節の守備は、ターゲットマンの山下敬大へのハイボールの多用が目につき、バリエーション不足が感じられたものから、縦パスが増えたうえに山下が足下でボールを受けるなど多様化を見せた。だが、町田の守備を崩しきるまでにはいかず、決定機は山下がシュートを打った2回だけ。前節(第26節・京都戦)は3-0と快勝した町田を相手に千葉が主導権を握り、無失点に抑えていただけに、何としても勝点3を取りたかった千葉だが、2試合連続のスコアレスドローとなった。
小森飛絢選手「本当に多くのサポーターが(…
■明治安田J2リーグ 第10節 4月13日(土)千葉 1-1 大分(14:03…
読者コメント