2020年2月20日、トレーニング終了後の取材で新井章太が「個人的にもコンディションはどんどん上がってきていますし、今までの開幕戦よりも体(の状態)はいい感じだと思います」と言った。筆者が「3部練習などで厳しくトレーニングをやられたおかげでしょうか」と問うと、新井章は「それは間違いないです(笑)。土台作りっていう部分ではもうしっかりしていましたし、あとはトレーニング内容とかも本当にメリハリのある、すごくいいトレーニングをしていると思うので、それのおかげだと思います」と答えた。
その時、2003年にイビチャ・オシム元監督が就任し、そのハードなトレーニングに励んだ斎藤大輔(現在は千葉の強化スタッフ)が「この歳になっても体は動くようになるんだと思った」と話していたことをふと思い出した。新井章はGKで、斎藤はDFとポジションが違うし、新井章に取材したのはシーズン当初でランニングやペース走など素走りのトレーニングが練習メニューに多くあった一方で、イビチャ・オシム元監督は素走りのトレーニングはほとんど行なわなかった。
読者コメント