筆者が岡本昌弘のプレーを初めて見たのは、1998年12月26日の第10回高円宮杯全日本ジュニアユース選手権大会の準決勝・東京ガスFC(現・FC東京)戦だった。ちなみに、その試合でスタメン出場した選手の中には岡本と同様にトップチームに昇格した山岸智と工藤浩平がおり、ベンチスタートの選手の中にはJリーガーとなって活躍した小宮山尊信と鈴木規郎がいた。
35分ハーフの試合は前後半とも東京ガスFCが優勢だった。特に後半は途中までジェフはセカンドボールを拾えず、東京ガスFCにボールを支配されていた。だが、岡本は相手チームのミドルシュートやFK、CKで正確なキャッチングを披露。ジェフは後半13分に山岸がPKを決めて1-0で勝ち、決勝進出を決めた。
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