2018年12月10日に千葉のオフィシャルサイトにも掲載された為田大貴の契約更新のリリースの彼のコメントのこの箇所は、彼らしいサービス精神にあふれていた。
「勇人さんに『来年絶対J1に上がりたいから絶対残れ』って言ってもらえたし、僕が移籍してしまうとアンドリューの友達がいなくなってきっとストレスを溜めてしまうので」
実際に佐藤勇人にそう言われたのだろうし、熊谷アンドリューのストレスに関しては不明だが、為田と熊谷が非常に仲のいいのも確かだ。だが、わざわざリリースでそういったエピソードや人間関係の細部を明かすところに、為田ならではのユーモアのセンスと公式のコメントでもジェフサポーターを楽しませようとする気持ちが感じられた。
取材対応の場面での為田は遊び心がある一方で真面目だということは、2018年6月15日に『Jリーグ公認ファンサイトJ’s GOAL』に掲載されたウォーミングアップコラムで紹介させていただいた。そのコラムでは練習後のコメント取材を為田に頼んだ時、手の指で 3を示して「これ、なんだかわかります? (取材時間は)3秒です」と彼に言われたことを書かせていただいたのだが、彼は他にも取材の際に茶目っ気のある言動をしていた。
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