ジェフ便り

【千葉vs大分】レポート:千葉対策を徹底した大分の守備を崩せず、失点を重ねる敗戦でJ1参入の可能性が消滅

【千葉vs大分】レポート:千葉対策を徹底した大分の守備を崩せず、失点を重ねる敗戦でJ1参入の可能性が消滅

2018年10月22日 18:42 by akanuma_keiko
2018年10月22日 18:42 by akanuma_keiko

今季の千葉が何度も見せてきたような内容の敗戦となった。ミスで相手にゴールを与えてしまい、優位に立った3バックのチームがゴール前へ5バック気味に引いてスペースを消す。千葉はボールを保持してはいても相手が嫌がるところになかなか入れず、相手を揺さぶるようなパスワークができない。千葉が押し込めば押し込むほど相手は粘り強く守り、千葉のディフェンスラインの背後のスペースを狙ってカウンター攻撃を仕掛けて追加点を奪う。本来はもっとボールを保持して動かし、パスをつないで攻める大分だが、千葉との対戦の今節では現実的に各状況を判断し、引いて守りながらロングボールで得点を狙う戦術を採用。千葉は大分の狙いどおりの戦い方から脱する工夫ができなかった。ミスも絡んで大量4失点を喫して敗れ、今季5度目のチャレンジとなった3連勝はできなかった。

今節の千葉は前節(第37節・山形戦)と全く同じスタメン、そしてスタート時のシステムもまったく同じ4-1-2-3だった。船山は10月19日のトレーニングでは鳥カゴ(ボール回し)が終わったあとにフアン エスナイデル監督と話し、その後のミニゲーム形式のトレーニング&ビルドアップからのシュート練習には参加しなかった。コンディションの問題が心配されたがスタメンは変わらなかった。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

【千葉vs大分】プレビュー:前節の徳島に続き近年は相性の悪い大分に、攻守で工夫と対応力を発揮して3連勝を狙う

【千葉vs大分】プレビュー:前節の徳島に続き近年は相性の悪い大分に、攻守で工夫と対応力を発揮して3連勝を狙う

【徳島vs千葉】レポート:先制後にプレスをかわす徳島にペースを握られるも、藤田のPKセーブもあって1-0の勝利

【徳島vs千葉】レポート:先制後にプレスをかわす徳島にペースを握られるも、藤田のPKセーブもあって1-0の勝利

【徳島vs千葉】プレビュー:多くの出来事が発生した最下位の徳島に、前節の大勝に驕らず、油断なく立ち向かえるか

【徳島vs千葉】レポート:先制後にプレスをかわす徳島にペースを握られるも、藤田のPKセーブもあって1-0の勝利

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)