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【山形vs千葉】レポート:サイド偏重で中央をうまく使えない攻撃、セットプレーのマークミスで自滅の敗戦

【山形vs千葉】レポート:サイド偏重で中央をうまく使えない攻撃、セットプレーのマークミスで自滅の敗戦

2018年06月11日 19:29 by akanuma_keiko
2018年06月11日 19:29 by akanuma_keiko

ボールを保持できても相手の守備ブロックを崩す攻撃ができない。ゴール前の守備の人数は足りているのにマークが甘くなる。千葉がJ2リーグで優勝争いができない、そしてJ1昇格ができない攻守の問題点が如実に表われた敗戦となった。何とか追いついて勝点1を得ることすらできなかったことで、もう少しでJ2リーグ戦の折り返しを迎えるという第18節終了時点での千葉の暫定順位は14位と第17節終了時点から後退した。

今節の千葉のスタメンは前節(第17節・山口戦)から1人だけ変更となった。筆者が取材に行った6月8日は完全に別メニューだった茶島雄介が今節ではメンバー外。その茶島が前節で務めていた右サイドバックに前節は右サイドハーフだった山本真希が入り、右サイドハーフに前節は左サイドハーフだった矢田旭が入った。そして、左サイドハーフには、6月6日の天皇杯2回戦・ラインメール青森戦でスタメン出場して90分出場したホルヘ サリーナスが入った。

一方、山形は前節(第17節・岡山戦)から2人を変更。前節は出場停止だった栗山直樹が3バックの中央に復帰し、前節は3バックの中央を務めた熊本雄太が前節は3バックの左サイドでスタメンだった松本怜大に代わって、その位置に戻った。そして、前節は北川柊斗が務めた左ウイングバックに、6月6日の天皇杯2回戦・岐阜戦でPK戦までプレーした山田拓巳が入った。

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