柏がすでに1月30日にはAFCチャンピオンズリーグ プレーオフ(ムアントン戦)という公式戦を戦っていたのに対して、千葉は2月2日に沖縄キャンプを終えたばかり。チームの仕上がり具合、そして疲労の蓄積というコンディションの状態には当然のように違いがあった。だが、1-4という結果と内容には、千葉がこれまでJ1昇格を逃し続けてきた要因となっている課題が改めて見られた。
この試合で千葉はGKのロドリゲス、センターバックの一角に増嶋竜也、左サイドバックに高木利弥、右のインサイドハーフに茶島雄介と5人の新戦力がスタメンに名を連ねた。一方の柏もスタメン11人のうち6人が新戦力だが、そのうち右サイドバックの小池龍太とトップ下の江坂任は前述のムアントン戦にもスタメン出場していた。千葉は沖縄キャンプでのトレーニングゲームでもやっていたように、熊谷アンドリューをアンカーに置き、町田也真人が右のウイングに入った4-1-2-3システム。柏はダブルボランチで4-2-1-3のような形だった。
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