さまざまな面で大きな悔いが残るJ1昇格プレーオフの準決勝での敗退、J1昇格争いの終戦となった。相手はJ2リーグ戦での2回の対戦(スコアは第3節が2-0、第41節が3-0)でいずれも千葉が勝利を収めた名古屋だったが、特に前回対戦を受けての千葉対策ともいえる変化に柔軟に対応できなかった。試合終了までほとんどの時間帯で千葉は主導権を握ることができず、名古屋ペースで進んだ試合の結果は2-4の敗戦。来季の千葉はJ2で9シーズン目の戦いを迎えることが決まった。
この一戦の千葉は、2-1の逆転勝利を収めてクラブの連勝記録更新の7連勝を達成したJ2リーグ戦の最終節・横浜FC戦と同じスタメンで、なおかつ名古屋との前回対戦とも同じスタメンだった。一方、名古屋もまた2-0で勝った最終節・讃岐戦と同じスタメンで、千葉との前回対戦時からのスタメン変更は玉田圭司からシモビッチの1人だけ。しかし、このシモビッチのスタメン起用、そして最終節とは同じスタメンながらも最終節は4-2-2-2だったシステムを3-2-4-1に変更したことが、名古屋には奏功した。
読者コメント