前節(第34節・長崎戦)に続いて試合終了間際の失点が相手の決勝点となり、千葉は敗れた。前半はいいところがなく後半に巻き返した前節とは違い、今節では前半から互角に戦い、決定機も作れていた。だが、そこで点を取りきれない。『決定力不足』と『粘りきれない守備』という、ある意味、千葉がJ2に降格してからの積年の課題が敗因。残り試合数が7で、6位のチームとの勝点差は9以上となり、J1昇格が遠のく敗戦となった。
今節の千葉は、前節のスタメンからやむを得ない2人を含めて3人を変更。やむを得ない変更の1人は負傷欠場となった近藤直也から大久保裕樹で、もう1人は暴行容疑の逮捕によって謹慎処分となった熊谷アンドリューから佐藤勇人。そして、もう1人の変更はGKで、ルイス オヘーダから佐藤優也というものだった。一方、京都は結果こそスコアレスドローだったものの、首位に立つ湘南を圧倒した試合内容だった前節とまったく同じスタメンだった。前節で得た手応え、いい方向に変わってきた流れを生かそうとしていた。
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