連勝することはできなかった。あと『1点』取りさえすれば勝点3を獲得して連勝できたが、その『1点』を取りきれなかった。監督が代わっても、選手が入れ替わっても、ここぞというところで『1点』を取れないという積年の課題がクリアできない。だが、その課題をクリアしなければ、千葉はJ1に昇格することはできないだろう。
千葉は前節からスタメンを4人変更。若狭大志、北爪健吾、船山貴之、清武功暉に代えて、多々良敦斗、比嘉祐介、山本真希、指宿洋史をスタメンで起用し、ラリベイと指宿が2トップを組む3-1-4-2システムで臨んだ。一方、讃岐は前節の退場処分で今節は出場停止のセンターバックの李栄直とエブソンに代わって中島大貴と岡村和哉がスタメンとなっただけでなく、市原篤司、我那覇和樹に代えて西弘則、高木和正を起用。さらに、GKを清水健太から最後の公式戦が2014年シーズンという瀬口拓弥に代えた。そして、前節は4-2-2-2システムだったのを3-2-4-1に変更し、ゴール前の中央の守備を強化するとともに、千葉のディフェンスラインの裏のスペースのサイドを突こうとしてきた。結果的にロングパスがタッチラインを割ってしまうことが多かったが、特に2シャドーの右サイドの馬場賢治を狙ったパスが目立ち、左サイド前方へは1トップの木島徹也と2シャドーの左サイドの仲間隼斗が飛び出すことが多かった。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。
読者コメント