ジェフ便り

【12/6練習レポート】つらく苦しいフィジカルトレーニングでも相手へのリスペクトは忘れずに

【12/6練習レポート】つらく苦しいフィジカルトレーニングでも相手へのリスペクトは忘れずに

2016年12月08日 14:58 by akanuma_keiko
2016年12月08日 14:58 by akanuma_keiko
まず、取材日の当日と翌日の筆者の体調不良により、原稿作成等の作業が大幅に遅れたために掲載も遅れたことをお詫びいたします。

冬晴れの空から降り注ぐ陽射しは強く、例えばガラス越しに陽射しを浴びていれば暑くなりそうなほどだった。だが、この日(12月6日)のユナイテッドパークは冷たい北風が強く吹いていたため、あまり動かずにいると時間の経過とともにどんどん体が冷えこんで寒くなっていった。

10時からスタートした練習ではウォーミングアップのあとにミニゲーム形式の練習を実施。その後、11時過ぎ頃からはJ2リーグ戦終了後の練習ではかなりお馴染みになったレスリング形式のフィジカルトレーニングが11時40分頃まで行なわれた。
 
【写真】レスリング形式のフィジカルトレーニングで組み合った相手を倒すメニュー。船山貴之や吉田眞紀人が倒されて転がっていた。

普通のレスリングのように1対1で組み合って相手を倒すところまでというオーソドックスな形式では、一見すると体格差がモノを言いそうだ。だが、腰を落とすなど重心をいかに落として自分の力を相手に作用させやすくするか、相手との駆け引きの中で一瞬の隙を突いて自分に有利な体勢に持ち込めるかなど、サッカーでの相手との1対1の局面でも生かされる要素が入っているように思える。また、この練習では次々と相手を変えて対戦していくのだが、1つの対戦が終わると必ず相手と握手をするようにという指示があり、常に相手へのリスペクトを忘れないというスポーツマンシップの精神も改めて選手に意識付けしているように見られた。
 
【写真】どんなにきつい状態でも対戦後には必ず相手と握手をして相手へのリスペクトを忘れない。小池純輝もつらそうな表情をしながら乾貴哉と握手をしていた。
 
 
給水のあとに行われたのは、2人で1組になって相手を運んだり、相手に両足を持ってもらって両手で歩いたりするなどのフィジカルトレーニングで、直線の一定距離まで行くと帰りは役割を交代するというものだった。最初はシンプルに相手を背中におぶうもので、まだ最初ということもあるし、相手を運ぶのに楽なスタイルとあって、これは往復とも同じ役割で実施。行きはきつい中でも笑顔を見せる選手もいたが、帰りになるとだんだん表情が厳しくなってくる。そして、次に行なわれたのはいわゆる『お姫様抱っこ』のように相手を横抱きにするもので、ここからは行きと帰りでは役割を交代。これは『おんぶ』よりも両腕への負担が厳しくなるため、歩みを進めていくうちに運び役の選手の顔はだんだん苦しそうな表情になる一方で、運ばれ役の選手は笑顔が多かった。
【写真】相手をおんぶして小走りで走るメニューでは、おんぶする側はきつくてもまだ余力がある様子で、おんぶされている北爪健吾は笑顔だった。
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