9月22日の天皇杯3回戦で、千葉は直近のJ2リーグ戦(9月18日の第32節・山口戦)でもスタメンだったのは北爪健吾、長澤和輝、船山貴之の3人だけ、川崎Fは直近のJ1リーグ戦(9月17日の2ndステージ第12節・大宮戦)でもスタメンだったのは第13節・横浜FM戦で出場停止のエドゥアルド ネットと大久保嘉人の2人だけというメンバーで対戦した。20分に森本貴幸に先制ゴールを奪われたが、51分に船山貴之が同点ゴールをゲット。試合を90分間で見れば、千葉には得点シーン以外に船山やイ ジュヨンなど川崎Fを上回る決定機があったが、結果的に決定力不足が響いた。延長戦の前半でも千葉が先に船山のシュートという決定機があったが、モノにできずに105分にクロスから車屋紳太郎に決められて失点。疲労で次第に足が重くなる中、点を取ろうと前がかりになって背後を突かれ、大久保嘉人に108分、115分と連続得点を許して1-4で敗退となった。
前節(第31節)はパスワークのうまい山口にしっかり対応し、前半から複数の決定機を作った。そこで決めきることができなかったが、65分に長澤和輝の折り返しのパスからエウトンが先制ゴールを奪取。その後は決定機を作れず守りきろうとしたものの、90+1分にクロスから中山仁斗にヘディングシュートを決められて失点。1-1に追いつかれ、勝点2を取りこぼす引き分けに終わった。山口、川崎Fとパスワークにうまさがあって攻撃力が高いチームとの対戦が続き、今節で対戦するのもパスワークに定評がある東京Vだ。
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