4分と表示された後半のアディショナルタイムの90+2分、勝利を目前にした千葉は痛恨の失点を喫し、結果は手痛い引き分けとなった。前節(第31節)終了時で10位の千葉と8位の山口との勝点差は1だったため、千葉は勝てば山口と入れ替わって順位を上げることができたが、結局、今節終了時の順位は10位のまま。6位の京都が今節で敗れたため、京都との勝点差がわずか1ながらも縮まったのを救いと考えるしかない。
今節で千葉はスタメンを前節から1人だけ変更。試合前日の9月17日には元気に練習していた菅嶋が体調不良で欠場し、右サイドハーフには北爪健吾が入った。そして、アランダと山本真希が負傷中のため、長澤和輝とダブルボランチを組んだのは前節に続いて富澤清太郎だった。山口は前節のスタメンのうちユン シンヨンが今節は出場停止のため、代わって北谷史孝がセンターバックに入り、攻撃的MFは星雄次に代わって鳥養祐矢となった。ベンチ入りメンバーは既定の最大7人に対して6人しかいなかったが、記者会見で質問された山口の上野展裕監督は「1人体調不良でして」という答えだった。
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