前節(第31節)ではJ2残留のために勝点3獲得を狙う岐阜とアウェイで対戦し、2-0の勝利を収めた千葉。第30節・岡山戦から天皇杯2試合も加えて公式戦で4試合連続の無失点勝利を収めた。だが、最終的には公式記録では岐阜のシュートを70分のレオナルド ロシャのFK、これを佐藤優也がセーブした後のエヴァンドロのシュートの2本に抑えたが、田中達也のスピーディーなドリブル突破には手を焼いた感があった。それに対して、長谷部茂利監督代行は田中のドリブルのスピードが特に速いことから、9月15日の囲み取材で「スピードが速いので、ついて行けない選手もいましたけど、最後のところは若狭(大志)中心にうまく対応したんじゃないかなと思います。正直、あれ以上の対応はもうちょっとないかなというぐらい」と評価した。その若狭は「逆にいうと、相手のストロングポイントというか34番の選手のプレーの特長というのははっきりしていたので、1対1で対峙した時はパスの選択肢を捨ててドリブルで来るなというのは考えていました。前半は特に彼がペナルティエリアの中に仕掛けてきて対応するのが多かったかなと思いますね。でも、それまでの段階で前線の選手が非常にいいプレーをしていたりとか、コースを限定してくれたりしていたので、最後のところはしっかり後ろがやらなくちゃなという気持ちはありましたし、そういうプレーがあったからこそ限定して最後のところで抑えられたと思います」と、無失点はチーム全員の守備の意識とプレーがあってこその賜物と語った。
【水戸vs千葉】レポート:攻守で前へのハ…
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