42試合のJ2リーグ戦は今節からいよいよ残り3分の1に入る。千葉は長谷部茂利監督代行がチームを率いて3試合目の前節(第28節)・北九州戦を2-0(得点者は町田也真人、エウトン)で制し、長谷部体制初勝利をあげた。9勝10分9敗と五分の戦績に戻し、暫定順位は9位で勝点は37となっているが、J1昇格プレーオフ圏内の6位の京都(5位の清水と同じ勝点47)とはまだ10の勝点差がある。残り試合数が14試合であることを考えると非常に厳しい状況であることは、第25節終了後の監督交代時と変わらない。残り試合数が減ったことを考えると状況はさらに厳しくなったといえるかもしれないが、チームの状態や雰囲気は好転しつつあることは間違いない。勝ちきれない要因の最たるものが失点数の多さだったが、対戦相手がそれほど得点力のあるチームではなかったとはいえ第27節・愛媛戦から2試合連続で無失点。前節ではその前の2試合に比べてディフェンスラインの設定位置が原因の全体が引き気味になってしまうという問題点も解消されつつある。
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