今季初めてホームゲームで敗れた前節(第20節)は試合後、フクアリのスタンドではブーイングが起こった。ブーイングの是非は別にして、さらにブーイングの理由も人それぞれある中で、筆者はファイティングスピリットが強く感じられなかったことが1つの理由として感じられた。試合前のウォーミングアップでの負傷でアランダから富澤清太郎へのスタメン変更、試合開始1分で近藤直也が負傷して大久保裕樹に交代と立て続けの主力のアクシデントで動揺はどうしてもあるにしても、そこからの回復がチームとしてはあまりにも遅れ、自滅した感は否めない。ネガティブな状況だったからこそ、それを気持ちで振り払うように選手一丸となって闘志を前面に出して戦ってほしかった。ネガティブな状況をネガティブな気持ちで受け止め、そのまま引きずってプレーしてしまったことが攻守のミスにつながってしまったように思う。今節ではネガティブな状況になることがあったとしても、発想の転換でポジティブな気持ちになって強く、逞しく、前向きに戦ってほしい。
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