前節(第16節)・札幌戦とまったく同じ時間の20分に千葉の2点目となるゴールが生まれた。前節ではそこから千葉に2点リードという状況によるちょっとした気の緩み、札幌ドームという特殊な屋内の試合会場での試合にハイペースで入ったことによる運動量低下が発生。それによって千葉が握っていた試合の主導権が札幌に渡ることになり、前半のうち(38分)に許した失点で札幌を勢いづけ、連続の守備時のミスもあって後半の失点で2-2の引き分けに終わった。だが、今節は交代出場で『3点目』を奪った町田也真人が「札幌戦がいい教訓になった」と話したように、その教訓を生かして守備を修正し、相手に大きなダメージを与える『3点目』を取りきって3-0の勝利を収めた。
今節の千葉は、6月7日の完全非公開練習の前日(6日)は全体練習の一部だけ参加した近藤直也、前節は負傷交代して6日は別メニューだった町田也真人がスタメンから外れた。近藤に代わって大久保裕樹がセンターバックを務め、前節では町田が務めたトップ下に前節はダブルボランチの一角だった長澤和輝が、ダブルボランチの一角に前節は右サイドハーフだった山本真希が、そして右サイドハーフに前節は負傷欠場した井出遥也が入った。一方、4勝4分と8試合負けなしで今節を迎えた山形は前節と同じスタメンだった。
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