J2で初めて戦っている山口との初対戦となった前節(第9節)で、今季最多の4失点を喫して完敗した千葉。昨季も在籍した選手を多く擁する山口と比べ、多くの選手が入れ替わった千葉が連係面や組織力で後れを取るのはまだやむを得ないところがある。だが、前節の千葉はこぼれ球への寄せの速さや球際の勝負という個の部分でも山口に負けていた。攻守両面であれだけ相手に競り負け、1対1の局面の1つである相手のマークや味方のカバーでミスをしていては必然の敗戦と言えた。一方、前節の水戸は千葉とは逆に選手それぞれが球際などの個の勝負で東京Vに勝ち、3-0の完勝となった。アウェイでの第8節・長崎戦は4月14日に発生した熊本地震の影響で開催が中止となったが、試合勘の問題を全く感じさせず、第6節・群馬戦以来の勝利となる今季2勝目を獲得した。今節でもやはり球際の勝負や相手と1対1の局面での競り合いが勝敗を分けるポイントとなりそうだ。
【水戸vs千葉】レポート:攻守で前へのハ…
■明治安田J2リーグ 第6節 3月24日(日)水戸 0-0 千葉(14:03K…
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