試合前にゴール裏の広告看板が撤去され、観客が立ったままの状態は危険と判断されて平成28年熊本地震でお亡くなりになった方への黙祷が中止されるほど、激しい風が吹きつけた前節(第8節)のフクアリ。千葉はボールサイドに選手が集まって仕掛ける町田の攻撃を抑えられず、11分に土岐田洸平のシュートのコースを鈴木孝司に変えられる形でゴールを許して失点。その後、船山貴之、吉田眞紀人、井出遥也などが決定機を迎えるものの、シュートミスもあってモノにできない。だが、敗色濃厚だった90+4分、阿部翔平のクロスを交代出場のオナイウ阿道が頭で合わせて同点。もちろんオナイウのゴール前への入り方もよかったが、町田のセンターバック2人がボールウォッチャーになってマークを外したことも千葉には幸いした。1-1の引き分けで勝点1を得ることができたが、決定機数を考えれば千葉が勝たなければならなかったといえる試合で決定力不足はやはり課題だ。
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